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院内のご案内

診療設備

デジタルX線システム

胸部や腹部などのレントゲン撮影で得られる情報は多く、健康診断や検診目的に受けていただく機会が多い検査です。
当クリニックでは従来のようにフィルムに現像するのではなく、撮影後すぐに診察室のモニターでデジタル処理された画像を見て診断できるX線システムを設置しております。

経鼻内視鏡システム

写真:経鼻内視鏡システム本邦では以前より慢性胃炎や胃潰瘍、胃がんの発生率が高く、特に胃がんは最新のがん統計でも男性のがん患者の1位、女性では乳がんに次ぎ2位、と多いのが現状です。これら胃の疾患にピロリ菌感染が深く関わっていることが分かってきましたが、日本では50歳以上の方の約80%、全人口のうち約6000万人がピロリ菌感染陽性であると推定されています。

内視鏡検査は管腔臓器の内面を覆う粘膜の変化を直接観察し、異常があれば組織を採取して病理検査(顕微鏡診断)を行うために重要な検査法です。ピロリ菌感染による胃炎の状態を早期に発見し適切な治療を行えば、将来胃がんの発生を予防することができます。

当クリニックでは富士フィルム製、直径5.9mmの「極細径スコープ」を用い、できるだけ苦痛の少ない経鼻内視鏡検査を行っています。また採用しているレーザー内視鏡システム(LESAREO 4450)により胃粘膜の微細な色調変化が強調して観察されるため、胃炎や早期胃がんなどの病変が見やすくなり発見しやすいという特徴があります。ピロリ菌が気になる方、胃の調子が悪くお悩みの方はぜひご相談下さい。
→富士フィルムのホームページへ

超音波診断装置

写真:超音波診断装置エコー検査と呼ばれ、体に最もやさしく、最も簡便に体内の異常を画像として捉える検査です。当クリニックでは、フルデジタル・高画質の最新型超音波診断装置にて、腹部、頸部(甲状腺・血管)、乳腺の精密検査を行います。

骨塩定量検査

現在、1000万人を超えると言われる骨粗鬆症の患者数は、高齢化が進むにつれますます増加することが予想されます。骨粗鬆症を早期発見し早期に治療を開始するため、当院では中手骨の単純X線画像をデジタル解析するDIP法で骨塩定量検査を行っています。X線撮影後10分程度で結果がすぐに判明しますので簡便な検査法です。

血圧脈波検査装置

写真:血圧脈波検査装置血圧を測るような感覚で動脈の硬さを測定することができる血圧脈波検査装置(フクダ電子VaSera VS-2000)を導入しました。
血圧脈波検査 (CAVI/ABI) は手と足の血圧・脈波を測り、動脈の硬さと詰まり具合を調べます。

(1)CAVI (Cardio-Ankle Vascular Index) : 心臓足首血管指数
心臓から出た血液が動脈内を流れるときの伝導波(脈波)のスピードを測定したもので動脈の硬さの程度を表します。血管が正常であれば伝導波は血管壁に吸収されながらゆっくりと伝わりますが、血管が硬くなった場合脈波は血管壁に吸収されず速く伝わります。CAVI検査では心臓から足首までの動脈の脈波速度を測定し、計算式を用いて動脈固有の硬さを数値化します。
CAVI 8.0未満が正常値、8.0以上9.0未満が境界値、9.0以上が動脈硬化の疑いとなります。
同じ性別・同年齢の健康な方のCAVIの平均値と比べることで「血管年齢」がわかり、老化を反映する指標として有用と考えられています。

(2)ABI (Ankle-Brachial Pressure Index) : 足関節上腕血圧比
足首の収縮期血圧と上腕の収縮期血圧の比を数値化したもので、足の動脈の詰まりの程度を表します。健康な人が横になった状態で血圧を測定すると、足の血圧は腕の血圧と同じくらいか少し高い値を示します。しかし動脈が狭くなり詰まってくると腕の血圧に比べ足首の血圧は低くなります。ABI 1.0以上1.4未満が正常、0.9以上1.0未満は境界領域、0.9未満では閉塞性動脈硬化症など末梢動脈疾患が疑われます。

本装置には心電計機能もあり、標準12誘導心電図検査を行うことができます。心筋虚血の部位診断を補助する機能も搭載されており、動脈硬化によって引き起こされる狭心症・心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症など心血管疾患の早期発見に有用な検査機器です。

電子カルテ/画像ファイリングシステム

写真:電子カルテと画像ファイリングシステムX線、内視鏡、エコー画像、心電図をすべてオンライン接続し、電子カルテと連携することで患者様の情報をコンピューターにて一元管理しております。

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医療法人清州会 康クリニック(大阪市阿倍野区) 〜内科(消化器)・外科・内視鏡検査〜

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